オフィスチェア選び
在宅勤務兼リラックス用のオフィスチェアを求めショールームで座り比べをしてきた。
重視するポイントは下記の通り
・座り心地
・操作性
・前傾機能
・ヘッドレストの有無
1.ハーマンミラー セイルチェア
背面部分が特徴的で外観はスタイリッシュ。インテリアとしてもかなり映えると感じた。
ただ座っている時の背中の当たりが気になった。(痛さは全くないが多少違和感がある。それがこの椅子の特徴なので慣れの問題かもしれないが)。
必要機能はすべて備えており価格は10万を切る。
全体的に完成度が高いと感じたがアームの調整が少し離れたところにあり操作性に難あり。それが個人的には致命的だった。ヘッドレストがないのと中古でも高めな点も今回の選定ポイントではマイナスになってしまった。金銭的余裕がある人は有力候補になりうると思う。
3.エルゴヒューマンプロ(スタンダード)
独立式ランバーサポートのおかげで腰のクッション性は抜群。リクライニングするとかなりリラックスできる。
座り心地はかなり好印象だったが、前傾機能操作が座面の裏にあるため操作が手間なのと(座りながらではおそらく不可)、そもそも前傾にしてもあまり変化を感じなかった、リクライニングの強弱の操作がつまみを回すような動作なのだがこちらも手間なのと、強めの力がかかると壊れないか気になった。
ただこの辺の機能は使わない人はほぼ使わないと思うので、この点を気にしない人はリラックス用としてはベストな椅子かと思う。(作業用よりはリラックス向けに感じた。)
プロとスタンダードの差は外観と前傾機能とサイズだけなのでよほど大柄な人でない限りはスタンダードでいい気がした。
4.オカムラ シルフィ
ネットで一番人気の商品。価格は10万を切り高級オフィスチェアの中では比較的良心的な部類。
座り心地も良好で操作性もシンプルで良いが、ややサイズがコンパクトなので標準体型以上の男性には少し小さく感じるかも(普通に作業しているだけなら十分だと思うが、胡坐をかいたり肘置きに体重を預けてリラックスしたりする時はもう少し欲しくなるかもという感じ)。
5.オカムラ サブリナ
ぱっと見はシルフィとよく似ている。サイズがやや大きいのとフレームが異なる。
座面はシルフィと同じとのことだが心なしかサブリナの方が座り心地が良かった(背面が影響しているかも)。
新品で買うのであれば価格面でシルフィにしていたと思うが、中古だとそれほど金額が変わらなかったのでサブリナに軍配が上がった。
シートは個人の好みかと思うがクッションの方が良かった。ヘッドレストも後付け可能。
※金銭面に余裕があるのであればコンテッサⅡがこちらの上位互換と言えるのでそちらをお勧めする。
6.スティールケース リープ
座り心地は明確にNo.1だった。操作性もトップクラス。
リクライニングをしたときに座面が前にスライドされて楽に体を預けることができた。直立時もリクライニング時も常に姿勢がベストに保たれている感覚があった。
中古で手ごろなヘッドレスト付きが売っておらず後付けも不可能?難しい?ため、購入を見送ったがそれ以外の点は100点。